「クレマチスの丘」
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自分がデザインを担当し、吉川現場監督で創った「家プロジェクト」。
吉川君と一緒に家を創りはじめて、もう3年以上になる。
「崖の上の家」が初タッグ。
最近では、富士宮でナガオカさんの家も一緒に創らせて頂きました。
日曜日の夕方、柿田川の畔にて。
今まで吉川君と一緒に創った家のクライアントや今進行中、
これから着工するクライアント家族が集まってバーベキュー決起集会!
子供達と水遊びしたり、スイカ割りしたり。
みんなで夕涼み。
自分のクライアントが横に繋がるコトが、私のいちばんの喜び。
こんなありがたい仕事をこれからも続けていきたい。
吉川現場監督!これからも頑張ろうね!
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今から16年前。自分がどこへ進んでいいのか、
自分がどこへ進んで行きたいのか悩んでいた。
考えても、考えても、何も見つからない。
そんな時、あるエッセイを読んだ。
「コンフォルト」という建築デザイン誌に描かれたエッセイ。
そのエッセイを読んでから二日後。
吸い寄せられるように、その舞台へ流れていった。
地図を見ないで、エッセイの文字からヒントを見つけて。
「池」、「雑木山」、「民芸」、「益子」・・・・。
そして、やっとの思いで探し出した場所。
益子の雑木山の麓にある「STARNET」。
興奮する自分を抑えた。ここが私の目指す場所。
車を降り、いざ店内に入ろうとした瞬間、
目にしたものが「本日臨時休業」の文字。
頭が真っ白になる。
これが私の人生なのか?と落ち込んでいると、
ひとりで作業している男性が近寄ってきた。
この街には似合わないカッコイイ人が。
それが、後に私の師となる馬場浩史氏だった。
この日は、たまたまイベントの撤収作業をしており、
たまたま私の前にやってきて、たまたま私と目があった。
今でも忘れない。緊張しすぎて、失神寸前だった。
「沼津から来ました。5分だけでいいんでお話を・・」
そしてこの日から、「益子通い」が始まった。
益子に通いだして数ヶ月の事。
馬場さんに見て頂こうと思い、
思いきって私の仕事の作品集を広げた。
一切のコメントもなく、静かに本が閉じた。
これが「答え」である。
ある節分の夜。馬場さんの仕事部屋に呼ばれた。
綺麗な白磁の器にお酒が。「どうぞ」と。恐縮した。
「自分の事をしっかりとやり直してみたら」と。
ここでいう「ケンブリッジの森」の事である。
「砂糖ひとつこだわってごらん」。
このひと言で目が覚めた。
自分の店をきっちりしないで、他の店なんか創れない。
早速沼津に戻り、やり直し作業に入った。
何かを変えると、あっちもこっちも変えなければならない。
資金があるわけではないから、古材や鉄を探してきては、
大工さんに頼んで創ってもらった。
カフェの内容も同じである。
調味料や野菜などを探し歩いた。
そして、未完成ながらも新しいカフェが誕生した。
その後も懲りずに、作品のファイルを持ち益子を訪ねた。
ちゃんとコメント頂くようになったのは、
通い始めてから数年後の事だった。
「STARNET」も16年で大きく変った。
山の上に「ZONE」ができ、その隣に「RECODE」が誕生した。
そこで多くのアーティストが生まれ、旅立った。
数年前の夏、私は「ZONE」にいた。
馬場さんのデザインプロジェクトのサポート。
夢のような時間だった。
早朝から、パソコンなしの仕事が夜まで続いた。
「愛情と心を込めて描きなさい」と。
手書きの平面図とパースの資料制作。
仕事の後の「まつや」のうどんは格別だった。
馬場さんの奥様に創って頂いた現場での弁当。
星さんには、地元の野菜いっぱいの夜食を。
すべての仕事に愛情が宿っていた。
この夢のような経験が、私の原点である。
デザインの事だけではなく、
生きていくために、本当に必要な事を学んだ。
そして、多く方と益子で出会えた。
照明作家の川村忠晴さんや家具作家の高山英樹さん。
陶芸家の石川若彦さんや造形作家のキンタさんや。
すべて、馬場さんのご紹介から生まれたものである。
今の「ケンブリッジの森」があるのは、
「STARNET」と「益子の人々」のおかげである。
馬場さんはなんて言うのか。正解か不正解なのか。
隣にいる妻は言う。「益子に行ってきなさい」って。
もう100回以上は益子に通っているだろう。
先日、私の誕生日の日、益子にいた。
静かに馬場さんとお茶をする。
風を感じ、空気を感じ。穏やかな時間が流れた。
難しい話はしなかった。
馬場さんの穏やかな横顔を見ながら思った。
この人についてきて良かったなと。
そして、私にとってものすごい大事な人である。
「small is beautiful」
馬場さんから頂いた大切な言葉。
文/藤原慎一郎 (REWRITE)
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「THIS IS NUMAZU 2013」
去年開催された沼津自慢フェスタ+THIS IS NUMAZU。
「ぬまづ食の祝祭」がテーマ!
今年も開催が決定されました。
9月12日(木)~14日(土)の三日間です。
上の映像は去年の模様(REFS小松君製作)
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自由が丘、新宿、表参道、銀座経由で葉山方面。
自由が丘では「TODAY'S SPECIAL」。
1階2階はセレクトショップで、3階がカフェに。
面白い商品がいっぱい。ついつい食材を大人買い。
東京から湾岸をぬけて葉山方面へ。
セレクトショップの「SUNSHINE+CLUOD」。
すっきりした店舗。洋服の他にもお花屋さんが併設。
隣では、カフェも充実。夕方平日なのに次から次へと。
帰りは、湘南経由。優雅に帰って来たかったけど、海は荒れ模様。
充実した1日でした。
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表参道の「茶酒 金田中」。
写真家の杉本博司さんが手掛けた空間。
鉄平石が積まれた庭を眺めながらお茶や食事を愉しむ。
凛とした空間に、最小限のモノ。
都会のど真ん中にいるコトを忘れる。
この空間、好きです。
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